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ワーホリ・レジュメ書き方のコツ【英語初級者でもペラペラと書く】
このような悩みに答えます。
オーストラリアやニュージーランド、カナダ、イギリスなどのワーホリで現地で働く場合には必ずレジュメ(英文履歴書)が必要です。
ワーホリで使う海外のレジュメは日本の履歴書みたいなフォームが無いので、1から全て自分で作らなければいけません。
そのレジュメを作る上で一番重要なのは英語が話せなくても「Fluent in English(英語がペラペラ)」と書くことです。
なぜなら、その方が仕事を見つけやすいから。英語を話せない人より話せる人を採用するからです。
たとえ今は英語が話せなかったとしても、「英語学習をして話せるようになればいいんだ」くらいに考えておけば大丈夫です。
この記事では、仕事をゲットしやすくなるレジュメのコツや基本的な書き方を説明していきます。
僕がワーホリで使っていたレジュメを公開します【書き方は簡単】
僕がワーホリで実際に使っていたレジュメです。
一部わかりやすくするために付け加えている部分もあります。
例えば、「Skills」でTOEICのスコアが960点と書いていますが、実際はTOEICを受けたことがありませんw
レジュメのフォームはこれを真似して作ればOKです。
日本の履歴書とレジュメ(英文履歴書)の書き方の違い
日本の履歴書とレジュメ(英文履歴書)で大きく違うのはこの部分です。
証明写真を貼らない
誕生日、年齢、性別、結婚歴は記載しない
仕事によっては、女性のみを募集しているオーペアや、男性のみ募集のファームや170cm以上の人を募集しているファームがあるので、その場合は性別や身長をレジュメを添付するメールに記載すればOKです。
レジュメに書く英文は英会話やメールで使う英語とは違う
レジュメを書くときの重要なポイントはこの3つ。
・名前の下に住所、電話番号、メールアドレスを記載
面接するときや採用が決まったときに、すぐに連絡先がわかるように名前の下に記載します。
・1枚にまとめる
レジュメを長々と書くのはあまり好まれないので、必要な情報だけを書いて1枚にまとめましょう。
・レジュメのルールに従う
レジュメを書くときのルールがいくつかあるので、普段の会話やメールで使っている英語ではなく、レジュメ用の英文を使いましょう。ルールは以下の3つです。
1.文章は動詞から書く
例)
・I worked~ → Worked
・I`m able to work~ → Able to~
・I have highly skills~ → Highly skills~
2.a/an,theは省略する
3.I,my,he,ourなどの代名詞も省略する
ワーホリで仕事が見つかりやすくなるレジュメの書き方のコツ
【Summary of Qualifications】アピールポイントの書き方
Summary of Qualifications にはあなたが持っている能力や技術を簡単に箇条書きで書きます。
ポイントは、自分が希望する職種にあったアピールポイントを書くこと。
例えば、カフェやレストランで働きたい場合は、接客やキッチンで活かせる経験を書くのがおすすめで、お土産屋で働きたい場合は販売業の経験を書くと良いです。
例文
- Highly skilled in delivering outstanding service by greeting and serving customers
しっかり挨拶して顧客にサービスを提供する優れた能力がある - Extensive knowledge in all areas of restaurant, bar and hotel operations
レストランやバー、ホテルのすべての分野での広範囲な知識 - Basic computer skills, Microsoft Word and Excel
基本的なパソコン技術、ワードとエクセルが使える
【 Work Experience】書かなくてもいい職歴と書くべき職歴を分ける
Work Experience にはこれまでの職歴を、ポジション・会社名・所在地・在籍期間・仕事内容が分かるように記載します。
これまでに色々なバイトをしていたという方は、全て書いてしまうと「仕事が長続きしない人」という印象を与えてしまうので、最近の職場・長く働いた職場・募集内容に関連した職場のみを選んで記載するのがおすすめです。
例えば僕は大阪で少年サッカーコーチをしていたけど、ゴールドコーストのホテルのクリーナーに応募したときは、「サッカーコーチの経験はクリーナーの応募にはアピール不足だ」と考えて、サッカーコーチの職歴は書きませんでした。
それよりも飲食店でバイトしていた頃の経験を書いて、「飲食店でいつも掃除をしていた」というのをアピールしました。
就職経験のない方はボランティアやインターン経験などを記載しても OK です。
【Education】学歴もアピールにつながる
Educationには学歴を書きますが高校以下の学歴を記載する必要はありません。
フィリピンに留学したりオーストラリアやカナダなどワーホリで語学学校に通った場合は、「学校で英語を学んだ(英語が話せる)」というアピールになるので記載しましょう。
【Skills】英語が話せなくてもFluent(ペラペラ)と書く
Skills には資格や免許、技術を記載します。英検やTOEICを受けた場合もここに記載してください。
ちなみに僕のレジュメには
Fluent in English and Japanese(英語と日本語はペラペラです)
って書いてるけど、ワーホリでオーストラリアに行った当初はほとんど英語が話せませんでした。
どれくらい話せなかったかというと、カフェでオレンジジュースを注文したときに、
Is that all?(以上ですか?)
って店員に言われたのが聞き取れないようなレベルです。
でも、「英語は話せません」とレジュメに書くとマイナスポイントになるので、「英語が話せる」と書くことをおすすめします。
今は話せなくても後から話せるようになればいいし、そうやって自分を追い込む環境に身を置くことで確実に英語は上達します。
それでもFluent(ペラペラ)と書く自信が無いなら、Business(ビジネスレベル)もしくはConversational(会話レベル)と記載しましょう。
【Visa Expiration】ビザ情報を記載
Visa Expirationにはビザ情報を記載します。
ビザの種類(ワーキングホリデービザや学生ビザ)とビザの期限を書けばOK。
【Reference】これを書けば仕事をゲットしやすくなる
僕のレジュメには書いてないけど、仕事によっては「Referenceを記載してください」と言われる事があるので、その場合はレジュメの一番下にReferenceを記載しましょう。
Reference というのは、あなたを推薦してくれる参考人のことです。
参考人がいるという事で雇用主に対する安心感が出るので、あなたを雇いやすくなります。
現地での就労経験がある場合は前職のマネージャーに頼むのがいいけど、もちろん初めは就労経験なんて無いので語学学校の先生でもOKです。
語学学校にも通っていない場合は日本で最後に働いた会社の上司でも大丈夫です。ただし、あなたが面接を受ける企業が連絡を取る場合があるので英語が話せる人に頼みましょう。
Referenceに記載する内容は以下の通りです。
・フルネーム
・ポジション
・会社名
・電話番号
・メールアドレス
まとめ【レジュメの書き方をマスターしてワーホリで仕事をゲットしよう】
日本の履歴書とレジュメの違い
証明写真を貼らない
誕生日、年齢、性別、結婚歴は記載しない
レジュメに書く英文は、英会話やメールで使う英語とは違う
Summary of Qualificationsには、自分が希望する職種に合ったアピールポイントを書く
Work Experienceは、書かなくてもいい職歴と書くべき職歴を分ける
英語が話せなくても、英語レベルはFluent(ペラペラ)と書く
今回はレジュメの書き方を紹介しました。
この記事を参考にすれば簡単にレジュメを作れるので、いつでも仕事探しができるように今すぐ作っておきましょう。
面接では英会話力が必要なので、ネイティブの速い英語で質問をされても、最低限の受け答えができるくらいの英語を身に付けておくのがおすすめです。
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