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オーストラリアとニュージーランドのワーホリ比較【実体験の感想】
結論:ニュージーランドです。
こんにちは、シンヤです。
僕はワーホリでオーストラリアに2年間、ニュージーランドに1年間滞在していました。
その経験から、僕が初めてのワーホリで選ぶ国におすすめするのはニュージーランドです。
この記事では、オーストラリアとニュージーランドのワーホリの比較をします。
オーストラリアと徹底比較!ニュージーランドワーホリのメリット
僕がニュージーランドワーホリをおすすめする理由は次の6つです。
・最低賃金が高い
・最低時給が毎年上がっている
・祝日は働かなくても給料がもらえる
・優良ファームが多い
・ワークビザを取得しやすい
・日本人があまり多くない(英語環境)
最低賃金が高い
最低賃金が世界一高い国はオーストラリアなので、「オーストラリアのワーホリは稼げる」と言われています。
でも、実はニュージーランドも最低賃金が高く、世界では4番目に最低時給が高い国なので普通に働けば貯金もできます。
ちなみに日本の最低賃金は世界で12位なので、日本と比べてもニュージーランドの賃金は高いです。
最低時給が毎年上がっている
2019年現在のニュージーランドの最低時給は17.70ドル(約1230円)ですが、僕がいた2018年は16.50ドルだったので1年で最低時給が1.20ドル(約83円)上がっています。
2021年には最低時給を20ドル(約1400円)まで上げるという政策を政府がしているので、これからも時給が上がっていくでしょう。
なので、ワーホリをする人にとって、ニュージーランドはさらに稼ぎやすい国になります。
祝日は働かなくても給料がもらえる
ニュージーランドでは祝日は働かなくても1日分の給料がもらえます。
僕がニュージーランドにいた頃はファームやファクトリーで働いていて、祝日は仕事が休みでも給料が入っていました。
祝日や日曜日に働く場合は給料が1.5倍になります。
オーストラリアも休日はダブルペイになる制度があるけど、それはローカルジョブだけでファームやファクトリーでダブルペイになる所はほとんどありません。
優良ファームが多い
ニュージーランドには野菜や果樹などたくさんのファームがありますが、優良なファームが多いです。
特に給料面がしっかりしていて、僕が働いたチェリーファームでは多いときで週給11万円ほど稼げました。
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また、ニュージーランドのファームでは給料が歩合制だとしても最低時給が保証されていますが、オーストラリアの歩合制のファームだと最低時給が保証されているファームは一切ありません。
なので、オーストラリアの酷いファームでは「10時間働いても50ドル(4500円)しかもらえない」という事があったりします。
全く稼げなくて休みも無い違法ファームがたくさんあり、僕もブラックなストロベリーファームで騙されたことがあります。
オーストラリアにも良いファームはあるけど、違法ファームもたくさんあります。割合で言うと5:5くらいか、違法ファームの方が多いかもしれません。
でもニュージーランドは9:1で優良ファームが多いです。
もちろん仕事内容が厳しい所はあるけど、ほとんどのファームは歩合制だとしても最低時給は保証されているし祝日は働かなくても給料がもらえます。
なので、オーストラリアでは違法ファームに騙されないためのファーム選びが重要だけど、ニュージーランドではそれほどファーム選びに神経を使う必要はありません。
ちなみに、ニュージーランドの悪質なファームは冬のヴィンヤードです。
僕はブレナムという街のヴィンヤードで1ヶ月に2回クビになりましたw
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ワークビザを取得しやすい
ニュージーランドやオーストラリアへワーホリで滞在して、そのままワークビザを取得して移住したいという人はたくさんいますが、その場合はニュージーランドの方がワークビザを取得しやすいです。
なぜなら、オーストラリアだとワークビザを発給するために会社がお金を払わなければいけませんが、ニュージーランドはワークビザを発給するためのお金が必要ないからです。
だから、レストランのウェイトレスやホテルのクリーナーなど、特別なスキルが必要ない仕事でもワークビザを取得する事が可能です。
日本人があまり多くない(英語環境)
オーストラリアだとゴールドコーストやシドニー、メルボルンなど主要都市には日本人がたくさんいて、多くの日本人コミュニティがあります。
ワーホリを始めたばかりだと情報が必要なのでそーいうコミュニティは大切だけど、いつも日本人とばかり過ごしてると英語が伸びません。
でもニュージーランドにはそれほど日本人がいないので、簡単に英語環境が作れます。
オークランドには日本人がたくさんいて日本人コミュニティもありますが、僕がいた南島はあまり日本人がいなくて常に英語環境でした。
ワーホリ生活をしているとネイティブの英語が理解できずに嫌な思いをする事もあり、日本語を話してるのが楽に感じるけど、そこで逃げずに英語環境に身を置く方があなたのためになります。
後悔しないワーホリ生活を送るためにも英語環境を作ることは大切です。
現地で日本人だけに頼らないためにもワーホリ前にしっかりと英語学習をしておきましょう。
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オーストラリアと比較してここが劣る!ニュージーランドワーホリのデメリット
ニュージーランドワーホリは良いことばかりではなくデメリットもあります。
それはこの4つ。
・セカンドビザの期間が3ヶ月
・ジャパレスはブラック企業が多い
・英語の訛りが強い
・寒い
セカンドビザの期間が3ヶ月
ニュージーランドとオーストラリアでは88日間ファームで働くとワークビザを延長できるセカンドビザが発給されます。
オーストラリアのセカンドビザの期間は1年間で、2019年からはセカンドビザ中にファームで6ヶ月間働くとサードビザを取得できるようになったので最長3年間滞在することができます。
それに比べてニュージーランドのセカンドビザは3ヶ月間なので、最長で1年3ヶ月。
英語がペラペラになるには期間が足りないし、もっと海外生活を楽しみたいと感じる人が多いと思います。
ジャパレスはブラック企業が多い
オーストラリアのジャパレス(日本食レストラン)も低賃金の所がたくさんありますが、それはニュージーランドも同じで、特にオークランドにはブラックなジャパレスが多いようです。
日祝のダブルペイが無い、ホリデーペイが支給されない、長年働いても有給が取得できない等の問題があります。
ワークビザを発給する事をエサにして募集をかけているジャパレスがたくさんありますが、足元を見られて悪質な労働環境で働かされる事もあるので気を付けましょう。
英語の訛りが強い
ニュージーランドとオーストラリアはイギリス英語だけど、どちらも独特な訛りがあります。
オーストラリア英語は訛ってるといわれるけど、ニュージーランド英語はさらに訛っていて、約2ヶ月間毎日いっしょに働いていたニュージーランド人の友達は英語のクセが強すぎて、最後まで彼の英語を完全に理解することは不可能でしたw
寒い
ここだけは確実にオーストラリアの方がいいです。ニュージーランドは寒い。特に北島より南島の方が気温が低くて寒いです。
それでも夏の最高気温は30℃近くあり、冬も日中は10℃くらいなので日本よりは過ごしやすい気温です。
まとめ【オーストラリアもニュージーランドもワーホリに行けば最高】
ニュージーランドワーホリのメリット
・最低賃金が高い
・最低時給が毎年上がっている
・祝日は働かなくても給料がもらえる
・優良ファームが多い
・ワークビザを取得しやすい
・日本人があまり多くない(英語環境)
ニュージーランドワーホリのデメリット
・セカンドビザの期間が3ヶ月
・ジャパレスはブラック企業が多い
・英語の訛りが強い
・寒い
僕はオーストラリアのワーホリで2年間滞在してからニュージーランドワーホリで1年間滞在したけど、どちらの国も好きでした。
ニュージーランドはレッキングコースがたくさんあって山や川が本当にきれいだから自然はニュージーランドの方が楽しめるし、オーストラリアは海がきれいだからビーチが人気で、シティ生活が好きならメルボルンやゴールドコーストもおすすめです。
どちらの国にもメリットとデメリットがあるけど、迷っているなら今回の記事を参考にしてニュージーランドワーホリを検討してみてください。